山王神社の二本のクスノキは、樹齢六百年とも言われ人々の営みを見つめて来ました。この巨木は、昭和二十年八月九日の原子爆弾により被曝を受け、主幹の上部は折れ、熱線で 幹肌を焼かれて、枯れ木同然になりましたが、二カ月後には早くも若芽が萌えだし人々に感動と勇気と 元気、生きる希望を与えてくれました。
その後、長崎市の援助を受け三度にわたり樹木医の治療を受けて、現在では 見違えるような元気な姿に回復してまいりました。 山王神社大楠を守る会では、今後も元気であってほしいとの願いを込め、この 度タヌキ絵画家で有名な堤けんじ氏に依頼し「被爆クスノキ、タヌキと守る」で手ぬぐいを作りました。募金にご協力いただいた皆様に、手ぬぐいを授与いたしております。原爆の惨状を後世に残すため、クスノキは今後も維持費が 必要です。皆様の「タヌキ手ぬぐい募金」にご理解と協力を賜りますようお願い申し上げます。 | |
「タヌキ手ぬぐい募金」は、以下の方法で支援金を集めさせていただいております。趣旨にご賛同いただける 方は、何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。
山王神社へ直接お越しください。境内の神札授与所、または社務所にて直接受け付けております。長崎観光、 ご参拝の折にお立ち寄りください。
下記番号までお電話ください。係の者が受付いたします。