山王神社の境内、そして山王神社の前を通る「旧浦上街道」から少し脇道に入ると片足鳥居があります。このエリア内の7つのポイントで、上下左右前後の360度全方位が撮影できる特殊なカメラを使って、現在の山王神社とその周辺の様子を撮影してみましたので、ぜひご覧ください。 ※下の各写真をクリックすると全天球のパノラマ写真が表示されます。被爆クスノキの下を通り、まっすぐ進みます。境内の一番奥の階段を上がったところに社殿があります。周りを木々に囲まれ、静けさの中に木洩れ日と風で木々の葉が揺れる音がとても心地の良い空間です。入口から社殿に向かう通路の横の境内(広場)から、被爆クスノキの根元から頭頂部までの全体を見る事ができます。普段この広場では、山王保育園の子どもたちが、毎日楽しそうに遊んでいます。通路を挟んで、ふたつの楠の間で撮影しながら、上をぐるっと眺めていると、大きな楠の懐にいるような、しっかりと包みこまれ守られているような感覚になり、心が穏やかに、ゆっくりと澄んでいくような時間が過ごせます。山王神社の境内前を旧浦上街道が通っています。その街道側から神社に向かって撮影した画像です。街道は地域に住む人たちの生活道路となっていて、神社は生活の一部に溶け込み、被爆クスノキは、前を通る人々の営みを優しく見守っているように見えます。二の鳥居(片足鳥居)から旧浦上街道に続く石畳の道沿いに置かれている、原爆の爆風によって倒壊した鳥居の前で撮影した画像です。山王通りから横に入り、二の鳥居(一本足鳥居)に向かう階段の途中で撮影した画像です。鳥居のそばでは、観光客の皆さんや修学旅行生の子どもたちが、長崎さるくのガイドの方の説明に聞き入っている光景をよく見かけます。平成25年8月に長崎市の登録記念物に指定された山王神社の二の鳥居(片足鳥居)。それを記念して立てられたモニュメントです。